2022.11.02 Wednesday
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2014.02.07 Friday
後変速機(リヤディレイラー)の破損
デュラエース(旧モデル)のデイレイラーです。裏側のプレートが破損して真ん中が千切れています。
これは、転倒によりディレイラー取り付け部のフレームエンドが内側に曲がってしまったのがそもそもの原因。 そして、それを放置したまま走行中ロー側にシフトチェンジした際、ディレイラーのプレートが斜めに移動しスポークと接触、チェーンを巻き込んでもげてしまいました。
こういった修理は時々持ち込まれますが、フレームエンドが曲がった時点で修理していれば簡単に済むことでした。 エンドの曲がりも少しだけのこともあり気が付かない人もいます。 大きなトラブルも些細な異常から始まることがあり、普段から留意しておく事が大切です。
メンテナンスなどなど | 00:00 | - | - | -
2013.06.23 Sunday
ギヤの磨耗
リヤスプロケットの歯飛び(強く踏み込んだ時にチェーンがスプロケットの歯を滑ってずれる)という現象があります。
これは長期間の走行によるスプロケットの磨耗が原因ですが、当然、フロントチェーンホイール(FC)のギヤもアルミ製であったりするのでこちらも磨耗します。 それでも通常はFCで歯飛びはめったに起こりません。 それは、チェーンに掛かっている歯がリヤに比べて多いことで滑り辛いせいでもあります。
でも今回はサイクリング車(使用歴20年以上)のフロントトリプルのセンターギヤ(40T)でこの歯飛びが発生していました。 リヤスプロケットは磨耗していて交換しましたが、それだけでは直らずFCのセンターギヤの交換となりました。 後に聞くとサイクリング中の峠越えなどでセンターギヤはかなり多用していたということでした。 歯のアール形状のところのチェーンの当たった左側が、かなりえぐれる様に著しく磨耗しているのが判ります。
メンテナンスなどなど | 00:00 | - | - | -
2013.03.16 Saturday
完組みホイール
シマノR500の完組みホイール(後輪)です。(完組みホイールが販売される以前までは、ハブ、リム、スポークをそれぞれ別のメーカーが製造販売していたものを、組み立ててホイールとして完成させていました。 それをひとつのメーカーが完成させた状態でホイールを販売するようになったものです)。
このR500は初級ロードモデルに多く採用されています。 価格も安く、ハブ、スポークの造りもローコスト品なので、一般的なパーツとそう変わりはありません。(スポークは断面が丸く、ハブ側先端は曲がっている。本数と交差も左右対称。 ハブフランジ(スポークが引っかかるところ)も左右対称である。単品で販売されている一般的な製品とほぼ同じ。)
こちらはフルクラムのレーシング5です。 完組みホイールが製造されるようになってからは、左右の張力が違う後輪をより適正なバランスと強度のあるものに変わってきました。 これの特徴は、スポーク先端が曲がっておらずストレートタイプになっています。 ハブフリーフランジ側は大きくなっています。これらによりスポークを短く出来き、強度を上げています。 本数も右左を2対1の割合にし、右を交差組、左をラジアル組(放射状)で左右テンションの違いを適正化させています。 また、空気抵抗の低減の為スポークは扁平されています。
完組みホイールは、こういったホイールの特性を考慮した形状にすることで性能を上げることが出来きるので、完組み簡易タイプのシマノR500(一万円台)からグレードアップする場合、レーシング5(三万円台)程度以上のモデルを選ぶことが良いと思います。
メンテナンスなどなど | 00:00 | - | - | -